2022年9月好日、オンボロの筏船が、映像作家ギー藤田を乗せて大海原に出港しました。
甲板には、これまで30年以上にわたる歳月のなかで作ってきた映画が数本、ぞんざいに横たわっています。
果たしてそれらは映画なのかと、ひそひそと耳打ちする声が聞こえてきます。なんでもいいのです。なんでもいいものを「映画」と呼んで何がいけないのかと、筏船の乗組員は、歌をひとつひねりながら思うのです。
まずはその生きてきたすがたを観てもらうことでしかないでしょう。
11月の上映会に向けて、このページを通して「Gee world」をあまねく伝えていきたいと思います。
末長いおつきあいをお願いいたします。
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